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【京都・醍醐寺】アメックス会員限定!夜間貸し切り観桜イベント体験記

アイキャッチ画像 上質な旅と宿泊体験
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春の京都で特別な夜を体験できる場所――それが醍醐寺の夜間貸し切り観桜イベントです。
世界遺産に登録され、豊臣秀吉の「醍醐の花見」でも知られる歴史ある寺院が、アメックス会員限定で特別公開されました。
ライトアップされた枝垂桜と荘厳な建造物が織りなす光景は、日常を忘れさせる圧巻の美しさ。
今回はこの夜間貸し切りに参加し、桜と文化財、そしてアメックスならではの特典を体験してきました。
本記事ではその魅力を余すことなくご紹介します。

この記事でわかること

  • 醍醐寺の基本情報と桜の見どころ
  • アメックス会員限定イベントの内容
  • 夜間貸し切り体験レポート

醍醐寺の基本情報

基本情報プレゼンをする人photo by AC

今回のイベントの舞台となった醍醐寺は、京都市伏見区にある真言宗醍醐派の総本山です。874年に理源大師・聖宝が創建し、1994年には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。豊臣秀吉が「醍醐の花見」を催したことでも有名で、現在でも毎年4月に「豊太閤花見行列」が行われています。

所在地京都市伏見区醍醐東大路町22
アクセス京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩約13分
京阪バス「醍醐寺前」下車すぐ
拝観時間9:00〜17:00(最終受付16:30)
※季節や行事により変動あり
拝観料三宝院・霊宝館・伽藍 各600円(共通券あり)
春の特別拝観は各800円前後
公式サイト醍醐寺公式サイト

境内には五重塔(951年建立・京都府最古の木造建築)や、桃山文化を代表する三宝院庭園など、多数の国宝・重要文化財があります。春は桜、秋は紅葉と四季折々の景観を楽しめることから、京都でも屈指の花見・紅葉スポットとして知られています。

アメックス主催・醍醐寺特別観覧プラン

醍醐寺での特別観覧は、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が主催する会員限定イベントです。大きく3つのプランが用意され、それぞれ異なる楽しみ方ができます。

アメックスの醍醐寺のプラン説明
プラン名対象時間観覧エリア特徴
早朝貸し切りプラン全アメックス会員7:45〜8:55霊宝館・三宝院朝の静けさの中で鑑賞。五重塔・金堂は不可
日中お茶席プラン全アメックス会員9:30〜17:00境内全域+恩賜館(貸切)恩賜館でお茶席を楽しめる
夜間貸し切りプランプラチナ会員限定18:30〜21:00霊宝館・三宝院ライトアップされた桜を貸し切りで堪能

今回、私が参加したのは「夜間貸し切りプラン」です。
参加費は一人7,700円とやや高額でしたが、ライトアップされた醍醐寺をゆったりと楽しみたいという思いから応募しました。
静寂に包まれた境内で満開の桜を鑑賞できる体験は、まさに非日常であり、特別感に満ちた時間でした。

日中お茶席プランは、境内は貸し切りではありません。恩賜館のみが貸し切りのプランです。
ただし、他2プランと違い、三宝院・霊宝館・伽藍のすべてに入場できる唯一のプランになります。

早朝貸し切り・夜間貸切ともに伽藍(五重塔や金堂のあるエリア)への入場はできません。
入場したい場合は、開門時間中に自身で訪れる必要があります。

申し込みは抽選制と先着制を組み合わせた3段階方式で行われます。
1次応募:プラチナカード会員限定の抽選
2次応募:アメックス・プロパーカード会員限定の抽選
3次応募:全アメックス会員対象の先着順(定員到達で締切)
※いずれも、他者のアメックスロゴのカードは不可

なお、プランの構成や申し込み方法は開催年度により変化します。
本記事は2025年開催時の内容になります。

夜間貸し切りは特に倍率が高くないように感じられ、比較的参加しやすい印象でした。

アメックスでは毎年、二条城の貸し切り観覧や都をどり、USJ貸し切りナイトなど、会員限定イベントが数多く開催されています。

醍醐寺の夜桜もそのひとつで、歴史と文化を体験できる貴重な機会となりました。

体験レポート

世界地図と鍵アメックスのイベント「知新の扉」にふさわしいと感じたphoto by AC

到着から入場まで

最寄り駅は地下鉄東西線・醍醐駅。徒歩約10~15分ですが、坂道が多く体力を消耗しやすいため注意が必要です。
駅からはコミュニティバス(約15分/230円)も利用できますが、観光シーズンは混雑することが多く、徒歩と所要時間に大差がないケースもあります。
また、本数も多くはないためこの駅からは徒歩が推奨されます。

会場入口ではQRコードを提示して受付を行い、リストバンドを受け取ります。手ぶらで歩けるのは便利ですが、同時に記念品も渡されるのは少々不便。観覧中も持ち歩く必要があり、出口で配布してほしいと感じました。

今回のイベントで記念品が配布されたのは、この夜間貸切と早朝貸し切りのプランのみです。
お茶席プランは醍醐寺に限らず、記念品の配布がされることは基本的にありません。

今回の記念品は「Platinum Card」ロゴ入りストラップ。高級感はありますが、過去のプレゼント流用品のようで、フリマサイトでも見かけるため希少性はやや薄れていました。

今回のイベントの記念品

ライトアップスポットの紹介

今回、私の参加したプランでは三宝院と霊宝館のみの拝観となっているため、その2か所の紹介となります。

三宝院

三宝院は「醍醐の花見」の舞台となった中心的な寺院です。国宝・表書院や秀吉が設計した庭園があり、満開の枝垂桜が幻想的にライトアップされていました。

どれも豪華で見ごたえがありますが、特に入り口すぐの大枝垂桜は非常に見ごたえがありました。
この年は開花が遅く、醍醐寺の正門付近の桜は満開ではなかったので非常に対照的でした。

太閤の枝垂れ桜三宝院にて撮影

また、憲深林苑でも枝垂桜が咲いており、こちらも見事な咲きっぷりでした。
ライトアップと満開の桜は非常に素晴らしく、来てよかったと思えるほどでした。

憲深林苑枝垂桜①
憲深林苑枝垂桜②

開門時間を過ぎていますが、三法院の内部では御朱印を書いてもらったりすることができました。
「行ったけど御朱印がもらえない」という事態にはならないので安心です。

そこから奥へ進むと表書院(国宝)に行くことができます。
ここは通常公開されており、庭も眺めることができます。

このイベント限定で、住職による庭園解説や、通常非公開の本堂内部の拝観も可能。撮影は禁止でしたが、普段は体験できない貴重な時間でした。

通常非公開の本堂の様子は公式サイトをご覧ください。

三宝院|境内案内|世界遺産 京都 醍醐寺

霊宝館

次に訪れたのが霊宝館です。
醍醐寺・アメックスともに順路は三宝院➡霊宝館で案内されます。

霊宝館は昭和10年(1935年)に、寺宝の保存と公開を目的として建設された建物です。
数百年以上の歴史を誇る醍醐寺の中では比較的新しい建築物ですが、その分、展示環境も整備されており、快適に鑑賞できるようになっています。

展示内容は以下のサイトをご覧ください。
国宝や重要文化財が数多く展示されています。

世界遺産 京都 醍醐寺:霊宝館展示目録

受付ではチケットの代わりにリストバンドの確認がされました。
リストバンドはチケットと違って腕に着けておくだけでいいので楽です。

霊宝館と枝垂桜

道中の桜並木は夜空に浮かび上がるように輝き、歩くだけで特別感がありました。館内では企画展「受け継がれる寺宝」が開催され、国宝や重要文化財が多数展示。
さらに驚いたのは、展示室でのオーケストラ四重奏。美術品と音楽が融合した贅沢な演出に圧倒され、まるで展示そのものが舞台芸術のように感じられました。

国宝や重要文化財のある空間での演奏など、通常ならありえない演出なだけに、非常に贅沢な体験となりました。

なお、内部は写真撮影厳禁のため、写真はありません。
霊宝館の庭園は写真撮影が可能なため、そちらの写真を掲載します。

この庭園でも枝垂桜はほぼ満開となっており、ライトアップされた桜たちは非常に見ごたえがありました。

霊宝館の枝垂れ桜

出口付近では桜の紅茶とマカロンの無料サービスがあり、京都駅行きのシャトルバス(20分間隔)も運行。夜間イベント後の移動も快適で、細やかな配慮を実感しました。

紅茶とマカロン

特に印象的だった瞬間

最大の見どころはやはり満開の枝垂桜のライトアップ。静寂と闇に映える桜の姿は圧巻でした。
さらに、貸し切りでの鑑賞だったため、普段の混雑を忘れるほど落ち着いて楽しむことができました。
さらに、霊宝館での生演奏を聴きながらの展示鑑賞は、このイベントならではの贅沢体験。音楽と文化財が共鳴する時間は「非日常」の象徴といえます。

このように、貸し切りならではの特別な演出が用意されており、参加費は多少高くても訪れる価値のある体験となっていました。

まとめ

アメックス会員限定で開催された醍醐寺の夜間貸し切り観桜は、ライトアップされた枝垂桜と歴史的建造物を、混雑なく静かに鑑賞できる特別な体験でした。
三宝院の非公開エリア拝観や、霊宝館での展示と生演奏、さらには紅茶とマカロンの提供など、細やかな演出もあり、参加費以上の満足度を感じられました。

アメックスは二条城や都をどり、USJ貸切ナイトなど、他にも会員限定イベントを多数開催しています。
歴史や文化と結びついた特別体験を楽しみたい方は、来年以降もぜひチェックしてみてください。

FAQ|よくある質問

クエスチョン・疑問
クエスチョン・疑問

Q. 一般拝観でも夜間ライトアップは見られますか?

はい。一般拝観でも夜間ライトアップは実施しています。
2025年はすでに終了しましたが、以下のサイトが参考になるかと思います。
【終了】春の特別拝観プラン|そうだ 京都、行こう。

Q. 参加費はいくらですか?

今回の夜間貸し切りプランは一人7,700円でした。日中お茶席プランなど5,500円、早朝貸し切りは3,300円とプランによって価格が異なります。

Q. 誰でも申し込めますか?

申込方法は段階制です。1次応募はプラチナ会員限定抽選、2次応募はプロパーカード会員限定抽選、3次応募は全会員先着方式。アメックスの発行するカードを持っていれば誰でも可能ですが、プランごとに制限があります。
※他社の発行するアメックスロゴのカードは対象外です。

Q. 当日のアクセス方法は?

最寄りは地下鉄東西線「醍醐駅」。徒歩約10分またはバス約15分で到着します。夜間拝観参加者には京都駅行きシャトルバスも用意されており、帰りの移動も安心です。

Q. 写真撮影は可能ですか?

境内の桜や建物は撮影可能ですが、通常非公開エリアや霊宝館内部の展示は撮影禁止です。事前に公式の案内を確認しましょう。

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